うつになってからよく言われること [うつ病]
第一位は「恋をすれば治る」です。
分からんでもないですが、相当がっくりくる言葉です。
第二位は「だれでも落ち込むことはある」です。
そりゃそうだ。
でも暗に「甘えてるなよ」と言われているようで落ちこむ言葉。
実際そう思われていたんでしょうが・・・。
ある程度回復した今なら「はいはい」と流せますが、
以前はこういうことを言われると、うつビッグウェーブに飲み込まれました。
なんとも面倒な病気です。
自分でも病気なのか甘えているだけなのか日々考え込みます。
最近はあまりブログでうつの事を書いていませんでしたが、
まだまだ波もありますし、病院へも週一で通っております。
気力が戻ってきたのは、自分に合う薬を飲み始めてからです。
そして皆様の励ましと、うさぎ愛のおかげ!
今の自分には恋よりうさぎの方が効くようです。
「一日一うさぎ」条例のワケ [うつ病]
小さい頃の事故が原因で右耳の聴力がほぼないので、
まさに「周りの音が聞こえない」、
没頭した状態に人よりなりやすいようです。
母の「一日一ウサギ条例」はこれを抑制するためもあるかと思われます。
放って置いたら本当に寝食を忘れてウサギ作り続けかねないですもの。
そんなことになったら反動でうつビッグウェーブが来るでしょうし。
・・・・というわけで量産したい気持ちをぐっと抑えて
「一日一うさぎ」を守っております。
雑音が聞こえなくていい、自分の世界に入りやすい、ということで
耳のことでコンプレックスを持ったことはないです。
不便なのはイヤホンで音楽が聴けないことかな。
人からもらったipod miniは部屋のインテリアとなって埃をかぶっております・・・。
叔父、来襲。 [うつ病]
叔父さんが急に家にやってきました。
「あれ?会社は?」と聞かれて「・・・・・」となっていると母が
「休暇で帰ってきてるの」と助け船を出してくれました。
その後は部屋にこもって布団の中でしくしく泣いていました。
うつ病、よくなって来ていると思っていたけれど、こんな簡単な事で
自分はパニックに陥ってしまう・・・。
情けなくて悲しくて、久しぶりにうつの波に飲まれてしまいました。
まだまだ、だなぁ・・・。焦っては駄目ですね。
叔父さん、使徒扱いしてごめんね。
でもそれくらい怖かったのよぅ。「パターン青!使徒です!」状態だったのよぅ。
家族との対話 [うつ病]
実家に帰り、家族と話をしました。
兄は結婚したら家を出て、どこか近くにアパートを借りて住むそうです。
これで私は不謹慎ながらとてもほっとしました。
だって家に兄嫁がいては、引きこもりの義妹とどう接すればいいか
相手だって困るでしょうしね。
私は今の薬がとても合っているようで、今はとてもいい波です。
だから今のうちに、と思い
家族一人一人に「心配かけてごめんなさい。見捨てないでありがとう」と
ぎゅーーーーと抱きつきながら言いました。
皆、背中をぽんぽんとたたいてくれました。
そして「いつか良くなるって信じてたもの」って。
ありがたいことです。
ようやく人の親切を受け止め、感謝するゆとりが自分に出来たことを
知ることが出来ました。
ブログと読んでくれているひとも、コメントをくださる方も、
皆々に感謝です。
ありがとう。
うつとイメージの泉 [うつ病]
うつになるとイメージが出来なくなるんだよ、と先生に言われたことがあるのです。
心の中に誰もが泉を持っていて、みんな意識しなくても水が湧いているんだよ。
でもそれが湧かなくなっちゃったの。
それが今の君だよ、と。
今、自分は地図が描けないんですね。
この間人に「駅から家までの地図描いて」と言われて始めて気が付きました。
ああ、これがイメージが湧かないって事かーとハッキリした形で実感しました。
うつは脳の病気なんだなーって改めて思いました。
そして、やはり自分はデザイナーを辞めて良かったと思ったのです。
こんな状態で会社に籍を置いていては、それだけで気が狂ってしまう。
マクラもぐもぐ [うつ病]
「ペットボトルのフタがあかないよー」と思っていたら、
気が付いたらマクラのフチをむぐむぐ食べていました orz
寝てなさ過ぎなんでしょうが、こんなんで一日過ごしています。
水が飲めないよーと思ったらティッシュケースを傾けていたり。
完全に眠剤が効かなくなり、飲んでも全く「うとうと感」すらないですね。
数剤飲んでも効果無し。
脳内では「そんなのも効かぬわ!小童が!」と
私の中の戦国武将が余計な戦いをしてくれてるんですよ。
そのうち埃とか食べていそうで怖いのです。
兄に電話しました [うつ病]
実は昨日は「披露宴が・・」「結納が・・」「同居で・・」とか
色々言われてパニックになってしまって、
泣きわめいて途中で電話を切ってしまったのです。
自己嫌悪・・・・。
今日はこちらからかけ直し、「ごめんね」と「おめでとう」を伝えました。
ちゃんと心から祝福出来るようになりたい。
まだ結婚式まで時間はある。
大丈夫・・大丈夫・・。
うつからの回復のイメージ [うつ病]
「ある朝目を覚ますと窓が開いていて、
自分が長い間待ち望んだものの中にいることに気付くんです。
そんな日が、ティナにもきっと来ますよ」
獣木野生さんのマンガ 「スタンダード・デイタイム」より
自分の中のうつからの回復のイメージはこんな感じ。
そうなればいいなと思っています。
うつ病の判断って・・・ [うつ病]
実はうつ病というものに偏見・・・というかしこりみたいなものを持っていた。
数年前、上司が急に「俺、うつ病なんだよ!」と言い出したのだ。
その人はけっこうチャランポランな人で、
仕事でも遅刻、無断欠勤等を平気でやる人だった。
「うつ病ってもっと真面目な人がなる病気かと思っていたけど・・・でも心の問題だし、
きっと何かあったんだろうな」と考え、皆でフォローしようと思っていた。
しかしその後は
「俺は病気なんだからもっといたわれよ!」「眠れないから遅刻するのは仕方ない」とか
もうやりたい放題だった。出社は15時とか。来てもデスクでずっと居眠りしていた。
ホームパーティーを開いたり、キャンプに行ったり同コンしたり・・・。
でも誰も「本当に病気なの?」なんて言えなかった。
仕事の尻ぬぐいで徹夜が続いて、皆イライラしていた。
そんなことがあって、うつ病というモノにはちょっと思うところがあった。
だから自分が医者に診断されたときはショックだった。
ちなみにその彼は今でも元気に働いています。
病院には一回も行っていないようでした。
なんだかなあ・・・。
全世界のうつで苦しんでいる人に謝れ!と言いたかった。
同じくうつ病で辞めたデザイナー友達は
「うつになるような人は、自分のみっともない姿を見せたくないと考えて
誰にも言えずに悩む場合が多いと思う。あんな風に主張しないよ。」と言っていたなあ。
人それぞれだろうけれど・・・自分はそうだった。
彼がうつ病だったかは未だに謎だれど、何かしら精神的には不安定だったんだろうな。
今だからそういう風に思えるけど、当時はさすがに無理だった。